INTERVIEW
TMS AWARD 2023 受賞
成婚
マイスター
成婚数部門
ゴールド
成婚率部門
シルバー
お見合い部門
シルバー
時間がかかっても会員様との面談は密におこないます。そのことが活動のモチベーションにつながります
結サロンなごみ
(
大阪府)
──結サロンなごみ 成山先生にインタビューをさせていただきたいと思います。お見合い部門のシルバー賞・成婚数部門ゴールド賞・成婚率シルバー賞・成婚マイスターの4つの賞を受賞されました、おめでとうございます。成婚数ゴールド賞は年間10件以上のお見合い。成婚マイスターは、当時TMSには1278店舗ありましたがそのうちの上位10店舗。まずはお気持ちをお聞きかせください。
成婚マイスターってもともとなかったじゃないですか。だから急に発表されてびっくりしたんですけど、すごい嬉しかったです。純粋に会員数に対しての成婚者の割合、基準っていうのがすごくいいなと思って。
成婚数、成婚率だけって相談所の規模によって変わってきたりするので、そういう意味でやはり会員数に対してどれだけ成婚が出ているかっていうところの数字を見てもらえたのはすごく嬉しかったし、ありがたいなと感じました。
──一番嬉しかったのはマイスターですか?
今まで成婚数で表彰されたことがなかったんで、今年はシルバーぐらいは狙いたいなっていうのは正直思っていたんですけど。2023年は上半期に成婚が出たので、ちょっと狙おうかなって(笑)。
でも、下半期はちょっと伸び悩んだところではあったので、ゴールドが取れたのはすごく自分でも頑張ったなっていう感じはありました。
──成婚の表彰は初めてでいきなりゴールドですか。素晴らしいですね。
自分でもびっくりなんですけど、2022年に頑張って活動してきた子たちの成果が出てきたのかなって感じています。
成婚が出ないと「自分のサポートがどうなのかな」って悩んだ時期はあったんですけど、成婚が出ると「今のやり方で間違ってなかったな」っていう自信につながります。そこで自分で感じたこととか、こうやったらうまくいくかなっていうことを次の会員さんにどんどんつなげていく。そうやって今年も続いていくといいなっていう風に思っています。
──「上半期にいっぱい成婚者が出て、下半期に受賞を狙おうと思った」とおっしゃっていましたが、何をどう変えた、頑張ったとかありますか。
2022年6月~7月で結構会員さんが入会していただいたので、その子たちを「年内成婚いけるよ」と、しっかり目標を立てて。「クリスマスプロポーズありだね」みたいな感じで会員様と話していて、本当に決まったらいいなってちょっと期待した感じはありました。その子たちが3人くらい年内に成婚が決まって。年末で自社会員同士もあったんですけど、この子とこの子合うなっていう子がちょうど7月に2人入ってくれたのがあって、お見合いしてトントン拍子に成婚まで行ったから「これはもうゴールド狙おう」って決意しました。
──「この2人合うな」って直感でわかったりしますか?
本当にご縁を感じましたね。同じタイミングで入ってきて年齢も近くて、うちの相談所は女の子が多いので、なかなかうちの男の子とマッチングするって難しいんですけど。なんかお互い希望条件も合うしタイプも似てるなっていうのでうまくいった感じです。
やはり自社の会員さんには真っ先に自分の会員さん紹介したいですしね。
紹介の仕方も工夫したかな。一旦は他でお見合いをそれぞれさせて、1ヶ月ぐらい活動してお見合いに慣れてきた時に「こういう子いるけどどう?」っていう。
1ヶ月ぐらいするとお見合いが落ち着いてくるので、「仮交際してた人とどうする?」「もう一人やってみる」「うちの子いるよ」っていう感じで紹介したり、結構タイミングは見ましたね。
──自分の会員様同士が成婚されるのは嬉しいですよね。
そうなんですよ。本当にちょうど同じくらいのタイミングで問い合わせをしてきてくれたので、「地元の子で会えたらいいな」っていう子も多くて、そのあたりでもう少したくさん成婚が出せていけるといいかなとは思うんですけど。
──先生が成婚を出すために工夫してることや意識してることはありますか。
デートの報告は必ずお出かけ記録(TMSシステム内のデート記録機能)を使ってもらって「日記代わりになるからこれつけて!」って言っています。記録をつけてくれる子は素直なので絶対成婚するんですよ。記録をつけることで、その日のデートを振り返って自分で気持ちをまとめることができる。振り返りながら自分の気持ちも整理できるから、それが今後の交際にも絶対つながっていくので、振り返りをして報告をしてもらうっていうのは大事にしています。文章を見ながら「この間こんな感じだったね、よかったね」とか「もっとこうしてみたらどう?」ってアドバイスをしたり、定期的に面談をして改めて気持ちの確認をしたりしています。
──やはり素直に先生の話を聞いて対応してくれる人が成婚に近いですかね。
報連相のできる子は違いますよね。相談してくれるっていうのは信頼してもらえてるっていうことだし、意外と話せばすっきりする女の子がすごく多いです。
「なんかしゃべってすっきりしました!また明日から頑張ります!」とか「もうちょっと彼とちゃんとこういう話してみようと思います」みたいな感じで面談後に言われることも多いんで、やはり話を聞いてあげるっていうのが大事なのかなって。
あと、意外と自分で気づいていないけどちゃんとできていることがあったりするんですよ。「前まではこうだったけど今これできてるじゃん」みたいなのをちゃんと認めてあげるというか、本人が気づいていないことも気づかせてあげる。前はこんなんだったけど、今はできてるからちゃんと前に進んでるよっていうのを言ってあげると、「今のままでいいのかな」っていう前向きな気持ちでまた頑張れたり交際を続けていけたりするので、話は結構聞きます。
──面談は定期的にされているんですか。
私は面談を2時間くらいすることもあるんですよ、お互い体力を使うんですけど。
──2時間!?月1回ですか?
真剣交際になると1ヶ月半に1回くらい、2ヶ月は開かないようにはしています。
電話でも1~2時間喋ることもあります。
LINEも含めると結構密にやっていると思います。大変ですけど、でも聞いてほしいっていう気持ちに寄り添えたら、それだけで活動のモチベーションも変わってくるので、やはり大事なのかなって思っています。
──人に合わせての伝え方も難しいですよね。
否定はしないようにしています。「そういうのもあってもいいかもしれないけど、こういうやり方もあるんじゃないかな」とか「こういう言い方したらどうかな」とか、言い方には結構気を遣います。婚活はデリケートな一面もあるので、やはり言い方も気をつけないといけない。どういう言い方をすると伝わるのか、やる気を出してくれるのか、は常に考えているかもしれないです。その子のタイプによっても変わってくるので、ストレートに言った方がいい子もいればやはり言うとダメな子もいます。
──そう考えると仲人業って喋る仕事みたいですね。
そうですね、常にアドバイスはいろいろします。アドバイスというかこういう視点もあるんじゃない?っていうことを気づかせてあげるっていうのが一つの役割かなと思います。
交際初期に「相手の人のタメ口が気になるんです」のような相談をしてくる女の子は結構多いんです。「1回目のデートでちょっと急に慣れ慣れしくなりました」みたいな。でもそれってあなたと距離を縮めたいっていうことなんじゃないの?とか、逆に1~2ヶ月経って敬語が取れなくって、そこまで行くと案外そこから取れなくなるから早めに敬語じゃなくなるのはいいことだと思うよ、みたいな感じで言うと「そうなんですかね」って。
「そういう見方もあるんじゃない?」みたいなところを教えてあげたりしています。
年収にこだわっている子には「年収と金銭感覚は比例しない、貯金額も比例しないよ」とかそういうのを気づかせてあげる。
プロフィールにこうやって書いてあるんですけどこうですかね?って言ってくるから、「気になるなら直接聞いてごらんよ。聞いてもいいんだよ」とかそういうアドバイスをしたりとかですかね。
遠慮している子も結構いるので、プロフィールに書いてあることがそうだと思っている子もいて・・・ニュアンスで捉え方って変わってきたりするから、ちゃんと聞いてみていいんだよって言うと「聞いたらスッキリしました」とか「自分が思っていたのとは全然違いました」などがあって、そういう客観的な視点を伝えるようにはしています。
決して私が言っていることが正しいんだよとは言えはなくて、こういう考え方やこういう見方もあるんじゃないかなっていう提案みたいな感じですよね。「こうやってやりなさい」とかは絶対言わないので気をつけているところかな。
──会員様の中には恋愛を今までしてこなかった方もいらっしゃいますか。
恋愛経験が少ないとか、恋愛経験がないんですっていう子もいます。でもそういう子の方が素直です。そういう子の方が変なプライドがないから、申し込みも頑張ってやろうよって言ったらやってくれます。
──最後に、去年たくさん受賞されましたが今後の意気込みや先生の目標はありますか?
目標というか、プレッシャーですよね。
去年は他の仲人さんにしてみたら「あの人誰?」ぐらいの感じだと思うんですよ。「(受賞が)まぐれだったよね」って思われるのがすごい嫌なので、今年こそ気合いを入れて。成婚マイスター・成婚ゴールド賞はしっかり目標にして、そこに近づけるように残り半年やっていきたいなとは思っています。
これを続けていくのはすごく大変だなって思います。一度取れても、それを継続するっていうのはすごいことだなっていうのは実感しているので、毎年取れるような相談所になっていきたいです。継続して1年目。今年1年目なので、しっかり結果を残していきたいなと思っています。
──応援しています!
ありがとうございます!