INTERVIEW
TMS AWARD 2023 受賞
成婚数部門
ゴールド
お見合い部門
シルバー
新規入会部門
ブロンズ
会員様とのLINEのやり取りを密にする。多くのお相手と見合いをしてもらう。これが成婚の秘訣です。
結婚相談所マダカナ
(
神奈川県)
──TMSアワード複数受賞、おめでとうございます。
本当にありがたいです。TMSアワード、結構いけるかなと思っちゃったんですよね。クリアできるにちがいないなって(笑)。でも、いざ表彰していただくとまさかという感じでした。
──殿堂入り(ゴールド賞2回目)も取られていますが、余裕でしたか。ちょっとその余裕の秘訣もぜひお聞きしたいなと。
月に1件成婚出したら、年間12件じゃないですか。結婚相談所と言ってる以上、そこは最低限の目標にしているところです。毎月10件だと「ちょっとうちは無理だな」って思っちゃいますが(笑)
──逆に、どれくらいのハードルが欲しいとかありますか?30件くらいだと「頑張らないと」ってなりますか?
(年間)50件くらいだとちょっといろいろ考えて、ゼンマイ巻かないとまずいかな?という感じがしますかね。30件くらいだったら、月に2~3件成婚がでれば達成できますから。
──かっこいいですね。
いやいや全然、かっこいいとかじゃなくて、成婚をしていただくのが結婚相談所だなって思っています。
──御社の料金スタイルを見ていると、成婚に軸を置いていて、入会当初もしくは入会面談時~お見合いのフォロー、仮交際、真剣交際まで、成婚を出すために様々なサポートがあるんですよね?少しお聞かせいただけますか。
入会いただく時にはっきりその辺の話はします。恋愛とか出会うのが目的ではなくて、結婚相手を探すというか、ゴールをしていただくのが目的で入っていただくので、そこの意識づけをします。もともと僕が営業畑の人間なので、考え方が営業なんですよ。千三つ(1000件回って3件でも獲得できれば良い方だ、という考え方)じゃないですか。1000件当たって3件でもあの契約取ればいいよ、みたいな。
だから結婚相談所での婚活も同じだと思うんですよね。入会いただいて、まずは異性から見て魅力的なプロフィールを作るというところが商品と一緒ですよね。嘘はだめですが(笑)
良いものでも陳列の仕方が崩れていると「なんかこれ欲しくないな」って思いますよね。きっちりやっていれば「買おうかな?」となります。
会員のプロフィールはそこをきちんと作らないといけないですね。特に写真は大事です。あとはやっぱりお見合いは交際になるまでは毎月1件でも必ずやろうというところは口酸っぱくして言っています。
──ハードルを低くして、自分がそんなに会いたくないな、と思う方でも会おうと言いますか。
そこは非常に難しいですね。会いたくない人と無理に会ってもな、というのも確かにあるし。ただ過去には「プロフィール上はピンとこなかったけど、会ってみたら実はそのプロフィールに書いてないニッチな趣味が合っていて、意外とそこで盛り上がってゴールした!」っていう事例もあるので、そういう話もしながら「100点あって60~70点ぐらいだったら、会ってみたらどうですか?」のような話はしますね。
──面白い!やっぱりお見合いをする機会を多く与えるということですね。
結婚相談所に登録している方は、男性も女性も「いい人がいたら結婚したい」人が集まっているので、結婚相手を探すなら本当に話が早いじゃないですか。
マッチングアプリとかその辺でナンパをしても、こっちは結婚したくても相手が結婚したいかどうかはまた別の問題です。結婚相談所であれば相手も結婚したいわけだから、その中で探すというのは一つの方法ですよね。
──お見合いもシルバーの賞を取られているので、そこが成果なのかなと思います。
まずは入り口ですよね。お見合いを組める方の何割かの方は、放っておいてもベルトコンベアに乗ってゴールまで行きます。
一方で、お見合いを組めない人を、いかにして組ませるかが大切だと思っています。
──お見合いを組める方っていうのは、ある程度のポテンシャルが高い、そんなイメージですか?
あとは、ご本人が婚活に対して前向きかどうかというポイントがありますよね。お見合いを組みたいけど組めない人と、意欲が下がってしまっている人だとこちらの対応も変わってきます。
──どのように対応されているんですか?
本当に難しいですよね。もう寄り添うしかないので、うちは9割くらいの会員さんとはLINEでやり取りをしています。開業当初から心がけているのが、「なるべく返事を早くしよう」ということです。
これは僕がいろんな女性と遊んでた時に(笑)、当時はメールですけど、もうびっくりするくらいすぐに返事を返していました。性格なんですよね。自分のところでボールを止めておけない、すぐ投げ返しちゃうみたいな。
そういう性格なので、お客さんから来た連絡もすぐに返す。たまに大手の結婚相談所で婚活していて、問い合わせしても回答が2~3日後で、そこに不満をお持ちの方もいるじゃないですか。
うちは遅くても翌日には絶対返す。できればその日にすぐに返す。LINEを使ってそのようにやり取りをさせていただきます。
LINEのやり取りのペースは人によって違いますよね。LINEを送っても2、3日後に返信がある方は、そもそも難しいかな、と思ってしまいます。ビジネスの場でどうしているんだろうとか。逆にそっちを心配してしまうこともあります。
これを言うと怒られそうですが、多くの会員様がいる中で、手をかける人・かけない人の差がどうしても出てきてしまいます。それは返信を早くしてくださる方は手をかけやすいし、なかなか返答をくださらない方は間が空いてしまうことになる。
そのような方には、1~2ヶ月経ったところで「どうですか」と声を掛ける。テンションが下がってしまっている場合は、腹を割って話すようにします。
──たくさん成婚がでる秘訣は、そこなんですね。会員サポートの在り方。お客様が自ら動いてくれる方にはどんどんアドバイスをしていって、うまくいっていない方には寄り添う、という方法。
──来年もアワードの受賞を期待しております。本日はありがとうございました。
がんばります!ありがとうございました。