ゆとりある暮らしと自分のペースで仕事をするために
経済協力開発機構が発表した「雇用アウトルック」によると、少子高齢化や労働力不足などで、25歳~54歳までの女性の約72%が就労する時代となっています。
さらに子どもを持つ女性に対する調査でも就業率は52%となっています。しかし、その中での正社員率はわずか8%で、多くの女性は時短勤務や契約社員、パートなどを選んでいるそうです。
その理由の多くはプライベートと仕事をうまく両立させたいからということのようです。
仕事と子育てを両立することの大変さ
育休返上でやっとの思いで保育園を見つけ、働き出したものの、生活をきちんと作っていくことは本当に難しいことです。
子供というのは思い通りにはいかないもので、絶対に出勤せねばならないタイミングで発熱したり。
仕事への熱量が増えてお迎えの時間が遅くなってしまうと、寂しい思いをさせてしまっているのではと自分を責めてしまったり。
日々の忙しさからついつい家族に当たってしまい、あぁこんなはずじゃなかったと悔いることも多いことと思います。
子育てをしながらの理想の働き方は?
では、皆さんが子育てをしながら理想とする働き方とはどんな働き方でしょうか?
- 自分のペースで仕事ができる。
- 人間関係がわずらわしくない。
- 子どもにもっと寄り添えるような働き方。
- 通勤時間がかからない。
- 急な用事に臨機応変に対応できる。
- 子供の預けやすいお昼間に働ける。
- 収入もできる限り下げずに働きたい。
とにもかくも、
収入を得ながらにして自分のペースで働くこと。
臨機応変に対応でき、時間の融通がきくこと。
やりがいや、人のためになっているという実感。
そういうものが加わるととても有意義で働くことが楽しくなるのではないでしょうか。
在宅ワークという選択
そんな方たちにお勧めしたいのが、在宅ワークという選択肢です。
ITの進化により、家での働き方も多様化しており、一人でこつこつとするものばかりではなくなりました。パソコン一つでネットショップを開業するなど、人とコミュニケーションをとりながらできるような仕事も増えてきています。
在宅ワークの種類
一人でこつこつとするタイプ
データ入力・テープ起こし
PCひとつでできる単純作業です。こつこつとした仕事が好きな人に向いているでしょう。おおよそ、5-10文字で1円、一般的なPCレベルで時給1,115円くらいといえるでしょう。
手作業系内職
昔ながらの内職です。細かい作業が得意な方に向いています。ただ、だれでもできる仕事なため、単価が低く、多くを稼ぐのは難しいといえるでしょう。
ライター
文章を読んだり書いたりするのが好きな人に向いているでしょう。単純作業ではなく、創造的な仕事をしたい人にもおすすめです。
収入は、一文字単位で料金が決まるので、書けば書くほど稼ぐことが可能です。
人と接する仕事
講師
お花やバッグ造り、料理、英会話など、自分の得意としているものを教えるという仕事です。
教える能力とスペースさえあれば、いつでも始めることが可能です。生徒さんが増えれば増えるだけ収入アップにもつながり、工夫次第で稼ぐこともできるでしょう。
結婚相談所カウンセラー
結婚相談所を開業するという方法です。
最近はPCと電話があれば、事務所などを設けなくても家で開業することが可能です。
人と人とを結び付ける仕事ですので、喜びややりがいを感じることも多いといえるでしょう。もともと人とかかわるような仕事が好き、人のお世話をするのが好きという人にもお勧めです。
「でも、起業するのって大変そう・・・」
そういう方には結婚相談所連盟に加盟するのがおすすめです。
結婚相談所連盟に加盟すると、ノウハウを教えてもらえたり、集客方法を提案してもらえたり、たくさんのメリットを感じることができるでしょう。
在宅ワークのメリット・デメリット
メリットは何と言っても時間の制約なく働けることでしょう。自分の都合で自分のやりたい分の活力をもって取り組むことができます。
通勤のわずらわしさもなく、人付き合いも職種によっては最小限度で済みます。
一方、デメリットは、時間が自分で調整できる分、自分を律して取り組むことが必要となります。
また、何か問題がおこった際には全て自己責任となってしまうのも注意したいところです。
まとめ
労働人口が減る中で、子育てをはじめ、何かと両立して働かなければならない人は今後も増え続けます。
それに比例して在宅ワークの選択肢は今後も広がり続けるといえます。
自分のライフスタイルに合わせて、在宅ワークをうまく利用していきましょう。