進学や就職を機に地元を離れる方は多く、地方では働き手が見つからないなど地域格差はまだまだ広がっています。
ただ、「地方へ移住をしたいと思う人がいないのか」となると話は違ってきます。
東京在住者の移住に関する意識調査
内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部が2014年に行った「東京在住者の今後の移住に関する意向調査」によると、
約4割が「移住予定、または検討したい」と回答しています。
また、そのうちの関東圏以外の出身者でみてみると、
約5割は「移住予定、または検討したい」と回答しているのです。
やはり、地元愛をもたれている方、親族の近くにいたい方、地方でスローライフを送りたい方と様々な移住をしたい理由をお持ちの方はいます。
地方に移住するハードルは?
しかし、現実的に考えたとき、移住する上での不安・懸念点もあるでしょう。
その一番の要因となる理由として「働き口が見つからない」との回答が約4割あり、移住したくても、働くことをイメージできずに諦める方もでてくることが予測されます
ただ、「働き口が見つからない」からといって、仕事ができないということはありません。
「働き口が見つからない」のであれば、仕事を創ってみてはいかがでしょうか。
地方で開業するメリット
- 競合する会社がいない、少ない
- 都市部でやっているサービスの需要がある
- 地域密着を活かした仕事ができる
- 地域の活性化に貢献できる
競合する会社がいない、少ない
地方であっても、一定数の需要は存在します。
ただ、大手や会社規模になってくると、その地域に入り込んでも売り上げが立たなければ経営が成り立たないため、入りたくても入り込めません。
ニッチビジネスで、隙間を狙った仕事ができます。
都市部でやっているサービスの需要がある
都市部では、供給するサービスは多様にあり、供給過多にもなりがちです。しかし、一歩地方に行ってみると、まだまだ都市部ではあるサービスがなく、求めている方はいらっしゃいます。
新たなサービスを創造することは難しくもありますが、「今あるサービスを地方で広める」ということであれば、ノウハウを身につけることで未経験の方でも可能になっていきます。
地域密着を活かした仕事ができる
開業するときには、何か「自社の売り」が必要になってきます。
そのときに、地方で開業するのであれば「地域密着」がひとつの売りとして成り立ちます。
地方の電気屋さんのように、その地域の方達に寄り添うことをひとつの売りとしてアピールすることは、
「その地域を離れたくない」
「何かあったときには近くに相談できる人がほしい」
といった要望にヒットするでしょう。
地域の活性化に貢献できる
幼少期に育った地元が衰退していくのは、心苦しいものです。地元のために何かやりたいけど「ふるさと納税」くらいしか思いつかないといった人もいるでしょう。
地元での開業は、上記のメリットの他に「地元を活性化するために何かしたい」という想いも叶えられるのではないでしょうか。
まとめ
上記のような理由から地方での開業は、狙い目の穴場です。
ただ、何をしようか業種に悩むようであれば、結婚相談所の開業はいかがでしょうか。
TMS(全国結婚相談事業者連盟)での結婚相談所の開業の場合、未経験の方でも開業ができます。
当連盟の直営店が一から起業しているため、その成功ノウハウを開業前から開業した後も継続的に研修等でお伝えしていきます。
都心部では当たり前のような婚活が、地方ではまだないとことも多く、お困りの独身者や独身のお子さんをお持ちの親御様がいらっしゃいます。
地域を活性化するための助成金等の制度がある地域もありますので、うまく活用するのも一つです。