いつか自分に結婚できる人が現れると思う3……
LuckBridalClub(茨城県)
2025.03.23
ショパン・マリアージュ
結婚したばかりの時期は「夢のような時期」とも呼ばれ、恋人同士だった時の雰囲気から、現実の生活に切り替わる大事な時期です。心理学者のゴットマン(1998年)は、夫婦の会話の中に現れる「批判」「自己防衛」「侮辱」「無視」といったネガティブな行動が、後に離婚につながる可能性があることを発見しました。
具体例:結婚1年目の夫婦Aは、家事の分担でよく喧嘩をしていました。夫は「帰ってきたら休みたい」、妻は「共働きなんだから一緒に家事してほしい」と、それぞれの気持ちをぶつけ合っていました。でも、お互いの気持ちに共感する練習をして、「あなたは○○と思ったんだね」と言い合えるようになると、会話の雰囲気がぐっと良くなりました。
また、夫婦が自分たちの関係についてどんなふうに話すか、「私たちの物語」が、幸せな関係を続けられるかどうかにも影響します。「一緒にいろいろな困難を乗り越えてきた」と考えているカップルは、多少のトラブルがあっても絆が強く保たれるのです。
結婚は、個人の気持ちだけで成り立つものではありません。社会のルールや、周りの人たちからの見方、育った文化によっても大きく左右されます。たとえば、同性婚が認められていない国に住む同性カップルは、法律上は結婚できなくても「私たちは心でつながっている」と自分たちなりの形で関係を築いています。
別の例では、異なる国の文化を持つ夫婦が「家事や育児は誰がするべきか」など、価値観の違いでぶつかることもあります。そうした時、相手の文化的な背景を理解しようとする姿勢が、関係をうまく続ける鍵になるのです。
人は、結婚に対して「こうあるべきだ」という考え(これを心理学ではスキーマといいます)を心の中に持っています。この考え方は、子どもの頃の家庭環境や過去の恋愛経験からできていて、気づかないうちに今のパートナーとの関係に影響しています。
たとえば、「パートナーは言わなくても気持ちを分かってくれるべき」と思っていると、実際にはそうでない時に強い不満や怒りを感じてしまいます。逆に、「自分の思いはちゃんと伝えることが大事」と考え直すことで、関係がぐんと良くなることもあります。
ナラティブ心理学という考え方では、夫婦の問題は「人そのもの」ではなく、「その人たちがどんなふうに物語を語っているか」に関係すると言われます。つまり、「私たちはうまくいかない夫婦だ」と考えるのではなく、「一緒に困難に向き合っている途中なんだ」と物語の方向を変えることで、関係性も変わっていくというのです。
たとえば、不妊治療をしている夫婦が、「互いに責め合う関係」から、「この試練を一緒に乗り越える仲間」だと考えるようになった時、二人の間には協力し合う力が生まれます。
結婚生活を幸せに続けるには、さまざまな要素が関わっています。たとえば、「本音で話せること」「家計が安定していること」「家族や地域からのサポートがあること」などです。実際に、毎週のように夫婦でゆっくり話す時間を作っているカップルは、お互いの気持ちを理解し合いやすく、満足度も高いという研究結果があります。
また、お金のことでいつも喧嘩していた夫婦が、地域の支援制度を活用して経済的に少し余裕ができた途端、会話が穏やかになり、優しさを取り戻せたという例もあります。
結婚を深く理解するには、一人ひとりの気持ち(恋愛心理学)と、社会の仕組みや文化(社会心理学)の両方から見る必要があります。結婚は単に好きな人と一緒に暮らすことではなく、さまざまな気持ち、習慣、考え方が交じり合うものです。そして、その中で「どんな物語をつくっていくか」が、幸せな関係を続けるカギとなるのです。
ショパン・マリアージュは貴方が求める条件や相手に対する期待を明確化し、その基準に基づいたマッチングを行います。これにより、結婚生活の基盤となる相性の良い関係性を築くためのスタートを支援します。また、結婚に関するサポートや教育を通じて健全なパートナーシップを築くためのスキルや知識を提供します。
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