結婚相談所ブログ

「子供部屋おじさん」から一歩踏み出すために―50代男性が結婚に向けてできること

2025.01.31

Hiroka

近年、40代や50代で結婚を考え始める男性が増えています。しかし、結婚に対する意識が遅れてしまっている男性も少なくありません。「子供部屋おじさん」という言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。この言葉は、実家に住み続け、親に依存している男性を指しますが、このような状況にいることが結婚を遠ざけている場合があります。

実際に、内閣府が発表した「少子化社会対策白書」によると、40代で未婚の男性が約30％を占めており、50代でもその割合は高まっています。このデータは、結婚に対する意識が低いことや、結婚生活を送りたいと思わない男性が多い現状を反映しています。これらの男性の多くは、生活を親に頼っているため、自立する意識が薄く、その結果、結婚に向けた一歩を踏み出せていないのです。

結婚に対する考え方が自立していないと、良いパートナーとの出会いがあっても、その関係を築いていくのは難しいものです。今回は、結婚を考え始めた40代・50代の男性に向けて、どうしたら結婚に向けた一歩を踏み出せるのか、具体的な方法と心構えについてお話ししたいと思います。

「一人で生活したことがない男性」へ

まず最初に考えたいのは、「一人で生活したことがない男性」についてです。親と同居していると、生活が全て親任せになり、自分で判断する力や生活のスキルが身につきにくくなります。もちろん、親と一緒に過ごすことは安心感を得られる一方で、独立心や自分自身を管理する能力を育む機会が失われてしまいます。

ある調査によると、30代後半から40代で実家暮らしの男性が増加しており、これは「家賃が高い」「一人で生活するのが不安」という理由が多く挙げられています。例えば、東京都内では、30代男性の実家暮らしの割合が30％を超え、40代に入るとその割合はさらに増加しています。これらの男性は、結婚に対しても「今の生活が快適だから、結婚しなくてもいい」と考えがちですが、実はこれが結婚を遠ざける大きな原因となっているのです。

結婚生活には、相手との共同生活が必要不可欠です。そのため、まずは自分一人で生活する力を養うことが大切です。自分一人で家事や金銭管理をし、生活を自立させることで、結婚に対する意識が変わり、結婚生活をイメージできるようになります。これにより、相手に依存せず、共に支え合う結婚生活を築けるようになるのです。

結婚に対する意識の変化

結婚を意識する前に、なぜ結婚に対して後ろ向きになっているのか、自己分析をしてみましょう。例えば、「結婚してもうまくいかないのではないか」「面倒なことが増えそうだ」といった考えがあるかもしれません。しかし、こうした考えは過去の経験や不安から来ている場合が多いのです。

実際、結婚を経験した人々の中には、結婚生活が予想以上に充実していると感じている人も多くいます。

例えば、株式会社リクルートが行った「結婚に関する意識調査」では、結婚をした人の約70％が「結婚生活に満足している」と回答しています。満足度が高い理由としては、「パートナーと支え合える」「孤独を感じない」「共に未来を築ける」などが挙げられています。

結婚生活には確かに困難な面もありますが、それ以上に支え合いや成長の機会が多いことを実感している方々が多数います。結婚に対する意識を変えるためには、まず自分の心の中で結婚がどんなものかを再定義することが大切です。結婚は「相手に依存すること」ではなく、「お互いに支え合い、共に成長すること」と捉えると、結婚に対するハードルが少し低く感じられるのではないでしょうか。

自分磨きと社会経験

次に、結婚を意識した自分磨きについてお話ししましょう。結婚を考えると、まず自分自身をもっと魅力的にしなければならないと思いがちですが、実はそれ以上に大切なのは「社会経験」です。仕事や趣味を通じて、他者との関わりを深め、自己成長を促すことが、結婚相手との出会いに繋がるのです。

一つの事例として、ある40代男性が結婚相談所に登録し、婚活を始めたところ、数ヶ月後に理想のパートナーと出会うことができたというケースがあります。この男性は、婚活を始める前に自分を見つめ直し、趣味やライフスタイルを見直していました。その結果、婚活を通じて出会った相手との共通点が増え、短期間で理想的な関係を築くことができたのです。

結婚を意識し始めたときに、どうしても「もっと魅力的にならないと」と考えがちですが、社会経験を積んでいる方が、相手とのコミュニケーションや、困難な状況に直面した際に冷静に対応する力が養われます。それにより、結婚生活においても安定した関係を築きやすくなるのです。

子ども部屋の中で自分の好きなものに囲まれて安心感の中で生活。

昨今のCMで「今日はいい天気ですね」「人生はずーっと晴れ」「僕の人生は土砂降りです…」「自分の部屋好き？」「はい」「部屋の中に雨は降らない部屋好きなら人生快晴！」「気楽ですね」

そう、気楽なんです。

気持ちはわかります。

77歳でも結婚相談所を利用して新しい出会いを

最近、年齢を重ねても結婚を考える方が増えています。

先日77歳の男性からのご相談がありました。結婚相談所に入会して出会いをということでした。お話を聞くとお一人でご自宅にいると寂しいと。いい出会いがあるといいなぁと思っています。

結婚相談所は幅広い年齢層の方が入会されています。ボリュームのある年齢層はやはり30代・40代。その年代の方の方が出会える確率ということで言えば上がりますよね。

だからこそ、思い立ったが吉日。

結婚相談所では、年齢や経験に関係なく、真剣にお相手を探すことができます。もちろん、理想の相手に出会うまでには時間がかかるかもしれませんが、しっかりとしたサポートを受けながら、相手を見つけることができます。結婚相談所を利用することで、より効率的に理想のパートナーと出会える可能性が高くなるため、選択肢として検討してみることをおすすめします。

結婚は、決して一度きりのチャンスではありません。年齢に関係なく、自分自身の生活を見直し、結婚を意識することで、素敵なパートナーとの出会いが待っているかもしれません。

「子供部屋おじさん」や「一人で生活したことがない男性」という言葉に対して否定的な気持ちがあるかもしれませんが、それを変えるためにできることはたくさんあります。まずは自分の生活を自立させ、社会経験を積み、結婚に対する意識を変えることが大切です。結婚相談所などを活用することで、理想のパートナーに出会える可能性も広がります。

今こそ、結婚を考え始めるのに遅すぎることはありません。自分自身を磨き、素敵なパートナーとの未来を描いて、一歩踏み出してみましょう。

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