結婚相談所ブログ

ひな祭りと婚活の意外な関係？ひな人形はすぐ片付けるべき理由

2025.02.06

Hiroka

3月3日は「ひな祭り」。日本では昔から、女の子の健やかな成長を願う行事として親しまれています。私も子どもの頃、ひな祭りが近づくとワクワクしたものです。

友達の家に遊びに行くと、立派な七段飾りがあり、華やかで美しいひな人形に目を奪われました。お内裏様とお雛様だけでなく、三人官女や五人囃子が並び、まるで小さな王国のよう。その豪華さに憧れつつも、私の家には祖母が買ってくれた小さなガラスケースのひな人形がありました。当時は「もっと立派なのがいいな」と思っていましたが、大人になった今、あのひな人形こそが私にとって大切な思い出だったと気づきます。

ところで、ひな祭りには「ひな人形をすぐに片付けないと婚期が遅れる」という言い伝えがありますよね。私の祖母も、「早く片付けないとお嫁に行けなくなるよ！」と言いながら、翌日には慌てて片付けていました。子ども心に「本当にそんなことあるの？」と思いつつも、何となく気になったものです。

実はこの言い伝え、婚活にも通じる大切な教訓が隠れているのです——。

ひな祭りの由来と意味

ひな祭りの起源は、平安時代に遡ります。もともとは貴族の子どもたちが楽しんでいた「ひいな遊び」という人形遊びと、中国から伝わった「上巳（じょうし）の節句」が結びついたものです。

上巳の節句では、川で身を清めて厄を祓う風習があり、日本では「流し雛」として、人形に厄を移し川に流す文化が生まれました。

やがて江戸時代になると、豪華なひな人形を飾る風習が広まり、現在の「ひな祭り」の形が定着しました。

特に、ひな人形は女の子の厄を引き受ける役割があるとされ、大切に扱われてきたのです。

「ひな人形をすぐ片付けないと婚期が遅れる」の本当の意味

この言い伝えの背景には、いくつかの説があります。

① しつけの意味
「片付けができないと、しっかりした家庭を築けない」という教えです。昔は家事をきちんとこなせる女性が良妻とされていたため、「片付け上手＝良いお嫁さん」につながると考えられていました。

② 厄を持ち越さないため
ひな人形は厄を引き受けるものとされているため、いつまでも飾っておくと「厄を持ち続けることになる」という考え方があります。

③ チャンスを逃さないため
「すぐに片付ける＝先延ばしにしない」という意識づけとも言われています。

婚活においても、タイミングを逃さず行動することが大切です。

「いつか結婚したい」と思っていても、何もせずに時が過ぎてしまうこともありますよね。

婚活とひな祭りの共通点

この「ひな人形をすぐ片付ける」という言い伝えは、婚活にも当てはまります。

✔ 先延ばしにしない
「もう少し落ち着いたら」「もう少し痩せたら」と考えているうちに、チャンスを逃してしまうこともあります。ひな祭りの片付けと同じく、婚活も「いつかやろう」ではなく、早めの行動が大切。

✔ 環境を整える
ひな祭りでは、女の子の健やかな成長を願って人形を飾ります。婚活でも、自分の魅力を高める努力や、新しい出会いを迎える準備が重要です。

✔ 感謝の気持ちを持つ
私は子どもの頃、友達の家の豪華な七段飾りを羨ましく思いました。でも、大人になって振り返ると、祖母が選んでくれた小さなガラスケースのひな人形こそ、私にとって大切なものだったと気づきます。婚活でも「理想の相手」ばかり求めてしまいがちですが、本当に大切なものは身近にあるかもしれません。

ひな祭りは、女の子の幸せを願う大切な行事です。そして、「ひな人形をすぐ片付けないと婚期が遅れる」という言い伝えには、婚活にも通じる大切な教訓が含まれています。

✔ 先延ばしにしないこと
✔ 自分を磨くこと
✔ 大切なものを見極めること

私が祖母に買ってもらった小さなひな人形を今でも大切に思うように、婚活においても「本当に大切なこと」を見つけることが大事です。

「結婚したい」と思ったときが、行動を起こすタイミングです。ひな祭りの翌日にひな人形を片付けるように、婚活も「いつか」ではなく「今」始めてみませんか？

我が家には男の子しかいなく、今ではひな人形を飾ることはなくなりました。ただ、うちのご主人、私のことを女の子と思っているのか、「唯一の女の子がいるから」と言って、毎年仕事帰りに桜餅を買ってきてくれます。結婚してからずっと。

さあ、みなさん、幸せな結婚をしませんか？

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