結婚相談所ブログ

37歳の口下手の男性は、婚活難しい？

2024.05.22

マリッジマネジメントセンター

婚活市場で必勝するには、まずは口下手をなんとしないと・・・とか異性と話すチャンスもないから、婚活しても結果は同じじゃないか・・・などと考えているアラフォー
男性も多い。仕事場で会社では、あまり女性がおらずいても年上で既婚と対象外の人ばかり。いざ、お見合いで1：1になったら何をどう話すればよいのか、全くわからない・と考えてついつい、婚活するのに二の足を踏んでいるアラフォー男性に向けて、その問題を解決いたします。
口下手だと感じている人がお見合いの場で、会話をスムーズにするためのこのコミュニケーション対策を具体的にご紹介。嫌な「沈黙」とさよならしてください。

そもそも最初は、みんな口下手なんです

「口下手な人」の定義は、話すことが苦手で思っていることを上手く伝えられない人です。

では、口下手と話上手な人は、何が違うのでしょうか？顔などのように生まれ持った性質なのでしょうか。

いえいえ、そうではありません。話上手な人は、人一倍、自分の想いを人に伝えてきた人なのです。そして、どういう風に伝えればお相手は、自分の想いを分かってくれるか、どういう話し方が一番受入れてもらいやすいかなどを、生まれてきてからの今までで習得してきた人なのです。

コミュニケーションスキルと言われますが、コミュニケーションはスキル・技なのです。スキルとは、訓練や学習によって培われた高度な能力のことを指します。生まれ持った才能とは異なり、努力して技術や知識を磨けば、伸ばすことができる能力なのです。

コミュニケーションという会話は、日常の中で使われていますのでほとんどの人が日常会話程度はできるのです。そこに婚活になった時に異性というお相手に対してのみ、実は苦手意識を持つことによって戸惑いが起きているのが、ほとんどなのです。

まずは、会話はスキルであり、ある程度のスキルを持てば日常では大丈夫なのです、そのことを、まず押さえておき自信をもってほしいと思います。

お見合いとは、自分プレゼンを行う場であるという自覚が必要

口下手の人もある程度のコミュニケーション能力をお持ちであることを自覚していただき次に押さえてほしいポイントがあります。異性と話をするお見合いは、自分プレゼンの場であるということです。

そもそも結婚相談所での婚活は、結婚相手を探すという目的で男女が集まっている集合体です。その中でお会いする人ということは、遠からず、結婚を意識できる人であるということです。そして出会いの場を考えると、まずは、自分がどんな人間であるかをお相手に知ってもらう必要がでてきます。それが、自分プレゼンです。

当会の場合は、自分プレゼンを作成するときに項目を5つに絞ります。

自分プレゼンの5つの項目

①自分の住んでいるところ：これに関しては、住所を伝える必要はありません。

例えばですが、私の場合は神戸市に住んで4年程度ですが、生まれて学生時代をずっとこの神戸で育ちました。北側に山があり、南側をみると海があります。学生時代は、電車通勤でしたので、須磨・塩屋の海を眺めながらの通学でした。冬の海の色と夏の海色の違いがあるのを肌で感じて育ちました。

といった感じで、住んでいるところを伝えながら、自分の育った環境やご自身がどんな風にそれを感じていたかなどプロフィールカードでは言い表せないところをこの時間でお相手に伝える意識を持ってください。

②仕事のこと：これに関してですが、会社名などをいう必要はありません。

ここでは、なぜその仕事をしようと思ったのか、なぜその業界に興味を持ったのか、などを伝えてほしいと思います。

例えれば、

私は今ご縁の仕事をしていますが、最初からこの仕事をしようと思った訳ではありません、以前は派遣会社でキャリアコンサルタントをしていて、人の人生の岐路をサポートする仕事でした。それが、あるきっかけをもらって、人生のプライベートな面での岐路のサポートをしています。人生の岐路は、成長するきっかけだと思っていて、そこ瞬間をサポートすることに喜びを感じるようです。

なんて感じでしょうか。こんな風にまとめると、今していることから、その人の生きてきた道や考え方などが自然と伝わります。ここが大事なポイントです。「言葉から、自分を感じてもらう」

そんなプレゼンを考えてください。

③趣味を3つをストーリーのようにまとめること

プロフィールカードには、趣味を書くところがあり、3つ程度記入できます。そこをもう少し、ご自身で深掘りをしてください。

例えばですが、

我が家にはaibo犬がいるのですが、

①なぜ飼おう（買おう？(*^_^*)と思ったのか？

②実際に一緒に暮らしてみて

などをまとめてみてください。

食べ物・ペット・スポーツは鉄板ネタになると思います。

プレゼンをコミュニケーションの場に変えていく心準備

このように5つのテーマで自分プレゼンの準備ができたOKかというと、山登りでいうなら、7合目ってところでしょうか。次に大事なポイントがコミュニケーションの準備です。

プレゼンテーションという場は、そもそも相手に必要な情報を与え、何らかの行動を起こさせる場ですので、実は一方的な面があります。商いなどであれば、このまま興味を持ってもらい契約となるのでしょうが、婚活の場合は、そうは生きません。一方的なプレゼンは相手を疲れさせてしまうだけなので、婚活ではプレゼンテーションスキルは磨かないでください。

大事なことを、自分プレゼンからいかにコミュニケーションへとつなげていくかということです。おわかりかもしれませんが前述した5つのテーマは、そんなに難しいテーマではありません。ですのでプレゼンの1区切りついたタイミングで、お相手に話題を振っていく！これができれば、コミュニケーションは自ずと進んでいきます。

きっとあなたのプレゼンを聞いて、お相手も自分のことに思いを馳せることもあるでしょうし、共通の何かに気付くこともあるでしょう。そこから、話が深掘っていくこともあります。

ここで注意をするなら、5つのテーマのプレゼンのお話をしましたが、お見合いの場ですべてをお話する必要はありません。何かのテーマで共通項があって、話が深掘っていかれた場合、そこを掘り続けていくことを優先してください。他のテーマは、次回にとっておいてください。

さあ、こうなれば、次に出会う時も話題に困らず出会っていくことができます！

大切なことは、一方的なプレゼンにならないように必ずコミュニケーションのスタイルをとるように心がけてください。これで、そのお見合いは7割OKなのです。