女性が良かれと思ってとったこんなリアクシ……
ショパン・マリアージュ(北海道)
2024.11.17
ベリンダ
結婚相談所ベリンダです。
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます!
「もしもし、麻里子?あんた正月は帰ってこんの?」
「うん、ごめん。仕事が忙しくって連絡するの忘れてたんよ。」
「あんたいっつもそれじゃない。全然連絡もないからお父さんも心配しとるんよ。慎也も子供連れて岐阜から帰省するから帰ってきなさいよ。あんた去年も帰ってこなかったじゃない。」
仕事帰りのコンビニエンスストア前で電話を切った麻里子(仮名・37歳)は深いため息をついた。
思えば、新卒で入社してからもう15年も経っている。仕事は周りの環境にも恵まれて楽しく過ごしてきた。その上、自分なりに努力を積み重ねてきた結果、年収は同年代の男性と比較しても多く貰っている。お金も時間も心の余裕も、若い時に比べると随分出来てきた。電話するたびに親からのプレッシャーもあるし、会社の仲間も結婚して子供がいて幸せな家庭を築いている。「そろそろ私も結婚しようかな」と思ってからもう3年婚活をしている。正直こんなに婚活が長引くとは思ってもいなかった。相手がいれば何とかなるものだとも安易に考えていた。
去年のクリスマスも結局一人だった。
年末は一人ワンルームで過ごし、今年の三が日も誰とも会う予定はない。もうどれぐらい実家に帰っていないのか。弟の慎也は地元兵庫で就職して出張先で知り合った女性が今の奥さんだ。小さい頃は泣き虫でわたしの傍をずっと離れずにいた頃が懐かしい。いまではしっかり家庭を持って、結婚を機に転職して、今は岐阜の各務ヶ原に移住している。コロナ禍も収束して、昨年の9月に可愛い子どもが産まれた。弟の面影がある女の子だ。わたしもおばさんになるんだな。そう思うと麻里子は切なくなった。
そんな折りにネットでブログを見ていたら「1年以内に結婚出来なかった人」に結婚出来る為の意識改革をすることを謳った相談所に出会い、無料相談に行くことになった。今までの自分の活動が中途半端だったと気づかされた。自分の中では婚活をしているつもりだったけど、ここでの話を聞いていると自分の行動が行き当たりばったりで甘えていることにも気づかされた。決して目線を下げられなかったわけじゃない。自分なりに相手選びで妥協もしてきた。3年でお見合いの件数は100件近くになる。ほとんどの男性が結婚する気があるの?って感じで、なんでこんな単純なことも出来ないの?なんでいつも肝心な事を後出ししてくるのとイラつきもした。結婚する為に我慢しなきゃと自分に言い聞かせてきた。でもこれが間違いだった。
「今からもう100人会っても結果は一緒ですよ。問題はお相手じゃない、あなたです。」
今まで自由に活動してきたので何とも思わなかった。考え方を変えなければ結婚は厳しいことを言われた。考え方を変えて再チャレンジしようと、一緒に婚活をしようと力強く言ってくれた。これからは失敗を失敗と認めようと思う。これはまだ些細なきっかけに過ぎないと思うけど、ここでやってみようと私は決意した。
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